みなさん、こんにちは。中学校選びに悩んでいるヨシキママです! ここでは小学4年生のヨシキと一緒に箕面自由学園中学校を訪問して、見た、聞いた、体験したことをリポートしていきます。
まず、今回私たちは、7月18、19日に開かれた「サイエンスフェスタ&グローバルチャレンジ」に参加しました。小学4~6年生を対象に、様々な実験や体験を通して科学に興味を持ってもらうためのイベントで、毎回とても人気があるそうです。今回は全部で11ある講座のうち、気になった3つを受講するコース制で開かれたのですが、私たちは午前中に「プログラミングドローン」「おうちでできる実験」「LEGO好き集まれ!」の3つを回りましたよ!
サイエンスフェスタ!
飛び交う応援、やる気を後押し!ドローンを自分でプログラミング!?
最初の「プログラミングドローン」は、ドローンをリモコンで操縦するのではなく、飛行距離や高さをプログラミングし、ドローンを自動飛行させてゴールをめざすというものでした。司会進行を務めるのは中学校のお兄さん、お姉さんたち。『中学生なのにしっかりしてるなあ・・・』 参加した子ども一人一人に、距離の測り方やタブレット端末への入力の仕方を丁寧に説明してくれました。
でも『これは難しい??』と思ってヨシキのほうを見てみると…目が輝いてる!?💗『こんな夢中な顔は最近見たことないわ…』
わずかな風も影響するようで、細かな設定を繰り返すヨシキ。思うように飛ばせない難しさはあるものの、「次はうまくいくよ」と中学生の皆さんに笑顔で励まされながら、(普段とは違い…)諦めずにチャレンジしている姿に感心させられました! 誰かのドローンがゴールするたび、全員で大きな拍手👏そんな中、ついにヨシキのドローンもゴール。拍手を浴びて達成感に包まれているヨシキの様子にうれしくなりました😀
実験好きの中学生たちが先生! “身近な科学”に興味深々
次の講座は「おうちでできる実験」。ここでも中学生が進行役。『一生懸命準備してきたんだろうなあ…』
最初の実験は、洗剤が汚れを落とす仕組みを調べるものでした。机の上にはただの水が入ったコップと、洗剤入りの水が入ったコップとが置かれ、スポイトや小皿も。小学校でする理科の実験みたいな雰囲気で、ヨシキも「知ってる!」って顔😀それぞれに油を入れたりコショウを入れたりして違いを目で確かめ(ヨシキの目も真剣✨)、最後に中学生がスライドで資料を映して、きれいになる仕組みをヨシキたち小学生にも分かるように、ちゃんと易しく説明してくれましたよ! 植物の種が遠くまで飛ぶ仕組みを確かめる実験も面白かったようで、「今度、公園に行ってこの植物を探してみようよ」とヨシキ。『学校で実験があっても、こんなこと言わないのに…』
このほか、中学生たちは家でもできる簡単な実験をいくつか教えてくれました。コインを使って電気の流れを調べる実験や、水に牛乳を入れて光らせる実験、酢で殻だけを溶かす「スケルトン卵」の作り方… 『生徒たち、本当に実験が好きなのね…』 夏休みの自由研究は、この中から選べそう😀でも、スケルトン卵は、匂いが強烈だったから、やめてほしいな…
プログラミングLEGOで知る、努力した先の喜び
午前中の最後は「LEGO好き集まれ!」。家にあるLEGOブロックと違い、ブロックにセンサーやモーターがついた「教育版LEGO」を使い、ロボットの動き方をプログラミングするものでした。
はじめに、教育版LEGOを使ったプログラミング大会の様子がミニムービーで紹介されました。この学校の理科部の生徒たちは、毎年2つの大会に出場しているそうです! ムービーでは、複雑な形をした宇宙エレベーターロボットが登場。生徒たちがプログラミングで昇降機を動かす様子が映し出されました。『すごく真剣…中学生というより“技術者”って感じ』 でも、思い通りに動かせたことを仲間と飛び上がって喜び合っている様子は、やっぱり中学生でした😀かわいい💗
ムービーが終わり、いよいよヨシキたちの番。教育版LEGOで組み立てた車が障害物をよけてゴールできるよう、走らせ方をプログラミングし、参加者全員で競走します。今日2回目のプログラミングなので、ヨシキもちょっと慣れたかな? 中学生のお姉さんと相談しながら、車を少しずつ走らせては、プログラミングを細かく調整しています。『ヨシキがお兄さんっぽく見える…』
「これで行けるね!」とお姉さんから太鼓判をもらったヨシキ、本番では1位でゴールし、お姉さんと目を合わせてニッコリ!ヨシキがいつもよりコツコツ頑張れたのは、中学生たちが一緒になって喜んでくれたり、悔しがったりしてくれたからでしょうね。午後からの講座も、とっても楽しみです😀😀
在学生インタビュー
「考えた通りに動かせたときは
感動するほどうれしい」
2年 理数探究コース
松浦 梨緒さん
サイエンスフェスタで「LEGO好き集まれ!」を担当しました。楽しさと、ある程度の難易度を両立させるのが難しく、準備には結構時間がかかりました。当日は、興味を持って取り組んでもらえるように、子ども1人に生徒1人がつき、易しい言葉でルールを説明することを心がけました。理数探究コースで普段、グループワークとプレゼンテーションをしているので、楽しく取り組めました。私は理科部に入っていて、教育版LEGOを使った大会前には、日曜日も登校して練習しています。プログラミングは難しいけれど、考えた通りに動かせたときは、感動するほどうれしい気持ちになります。箕面自由学園で、仲間と協力しながら、好きなことに思い切り取り組み、それを発表する力を身につけていけていると思います。ここでの学びを糧に、将来は物づくりの仕事に携わることが夢です。
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