レポート2
わくわく学べる!
グローバル
チャレンジ!

 こんにちは、ヨシキママです。今回は「サイエンスフェスタ&グローバルチャレンジ」レポートの続編です。午後から回った「漢字の館」「Magic English」「Let’s make a wind chime」の3つをレポートしますよ!

ゲームで夢中!
麻雀パイで漢字作り!

ゲームで夢中! 麻雀パイで漢字作り!

 最初の講座、「漢字の館」の教室に入ると、麻雀パイを並べた卓が並んでいてびっくり! でもパイを裏返すと、「木」「火」「貝」などの文字が書かれている。「何だろ、これ?」とヨシキは不思議顔。これら一つずつは漢字の部首で、パイに書いてある部首を組み合わせて実際にある漢字を作るゲームでした。パイは並べても重ねてもよく、組み合わせるパイの数が多いほど、高得点がもらえます!

 部首の組み合わせでどんな漢字ができるのか、机の上には一覧表も用意してありました。まずは2つずつパイを使って「信」「草」を作ったヨシキ。「もっとたくさんのパイを使いたいなあ」と、一覧表とにらめっこです。『なんだかパズルを解いているみたい…💗』

 パイの大きさが同じのため、一つの漢字としてはバランスが悪く見えるのも、このゲームを難しくしています。中学生のお姉さんが、部首の大きさを整えた漢字をタッチパネルに書いて見せてくれ、ヨシキを応援してくれました。「あ、わかった!」と、4つのパイを並べて得意顔になるヨシキ。『なんの漢字かしら…?』 生徒がタッチパネルに書いてくれ、やっと「椛(かば)」だと気づけました💦『子どものほうが頭が柔らかいのね・・・』

 漢字づくりを4人で競うゲームは3回続き、回を重ねるごとに、ヨシキも複雑な漢字づくりに挑戦! 『国語の勉強に、こんなに夢中になるなんて💗』 知らないことを覚えるのって、もともと楽しいものなんですね!😀

“聞こえる耳”と“話せる口”、コツをつかんで堂々と!

“聞こえる耳”と“話せる口”、コツをつかんで堂々と!

 次の「Magic English」は、先生が講師を務める初めての講座でした。『英語がちょっと苦手なヨシキ、少し緊張ぎみかしら…』

 先生が教えてくれたのは、スピーキングとヒアリングのコツ。「water」が「ワラー」、「get it」が「ゲリッ」みたいに聞こえるのはどうしてなのか、発音のルールを説明してくれました。ルールを理解してから英語の会話文を聞くと、最初はよく分からなかった音が、言葉として聞こえました! これには何年も英語を勉強してきたママ世代の方が驚いている様子!

 「聞こえる耳をつくり、話せる口をつくると、読む力も書く力も一気に上がります」と先生。「私たちが日本語をマスターしているのと同じやり方です」という言葉が、ストンと胸に落ちました😀『こんな風に教えてもらえたら、私も英語話せたかも・・・』生徒さんたちがうらやましくなりました。

 そういえば、講座が始まる前のガイダンスでは、中学生たちが英語でプレゼンテーションをしていました。「外国人に京都を案内する」というテーマで、実際に去年、校外学習で京都へ出かけた際、どんな内容にするかをグループで決めて取り組んだそうです。自分たちで選んだ内容ということもあってか、堂々と発表していたのが印象的。特にお薦めスイーツ(!)の紹介には力が入っていて、日本語訳を聞く前にヨシキにも理解できたようでした😀「伝わる楽しさ」が感じられると、英語の苦手意識もなくなっていくのかもしれませんね!💗

中学生たちが頼もしい!
英語で教わる風鈴作り

中学生たちが頼もしい! 英語で教わる風鈴作り

 初めてのことだらけだったフェスタも、とうとう最後。「Let’s make a wind chime」では、外国人の先生と一緒に風鈴づくりを楽しみました。

 用意されたのは、ペットボトルの上を切ったものと、小さな鈴、短冊やシール。『何となくわかるけど…作り方のメモが全部英語だわ!』 ちらりとヨシキを見ると…うん、やっぱり首をかしげています💦先生も日本語は話さないし…今日一番の試練かも⁉

 でも、いざ講座が始まると、先生の説明に合わせて中学生たちが部品を掲げてくれたり、日本語を添えてくれたりしたので、ヨシキの手も動きだしました! ホッ。短冊の穴に糸を通してペットボトルに取り付けるところでは苦労したけれど、中学生のお姉さんに手を添えてもらい、なんとかクリア。キラキラしたシールをいろんな形に切り抜いて、ペットボトルに貼り付けています。『すっかり工作に夢中ね😀』

 「できた!」と顔を上げたところに先生がいて、ヨシキは一瞬ビックリした様子。でも、「Good!」と笑いかけてもらい、ちょっと照れながら「サンキュー」ですって。『ちゃんと先生の目を見て言えたね💗』 最後の英語のクイズでも、ずっと顔を上げて楽しそうに参加していたのでした。

 終わってみるとあっという間でしたが、ヨシキのいろんな面を見られて、私もとっても楽しめたフェスタでした! 学びの入り口を、とっても魅力的に見せてくれた箕面自由学園。楽しみながら学ぶことの大切さを、あらためて感じることができました。ヨシキと一緒にこの中学の魅力を、もっともっと知っていきたいと思います!😀

在学生インタビュー

松浦 梨緒
「オンライン英会話で英語に慣れて、
 今では交流が楽しみ」

2年 グローバルコース
池本 葵さん

 サイエンスフェスタのガイダンスで、英語でプレゼンテーションを行いました。京都のお勧めスポットを紹介するもので、歴史や見所などを小学生でも分かる英語で表現しようと工夫しました。私は小学生の頃はあまりしゃべらず、一人で本を読んでいるタイプでした。グローバルコースで、オーストラリアの姉妹校と交流した際も、はじめは全然しゃべれませんでした。でも、学園には「失敗しても、それを次につなげよう」という雰囲気があります。友達と助け合い、オンライン英会話で英語に慣れて、今では交流が楽しみです。公立中では体験できない独自行事が多く、日本や海外の文化についてもしっかり学べる点も気に入っています。自分の言いたいことや思いが英語できちんと相手に伝わると、大きな達成感を得られます。

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