こんにちは、ヨシキママです!ヨシキと私は、8月29日に開かれた箕面自由学園中学校のオープンキャンパスに行ってきました。学校説明会と授業体験の2本立てで、気分はちょっぴり中学生💗今回は学校説明会の様子をレポートします。太陽が照りつける暑い日でしたが、先生方からも“熱~い”思いを聞かせてもらいましたよ🌞!
“子どもの可能性を広げたい!”
校長先生が熱弁!
「自分で決めて、努力して 努力して、つかみ取れ!!」
はじめに田中校長先生から、学校の教育方針についてお話がありました。
「社会がどんどん変化している今、『大学さえ出たら、資格さえとれば何とかなるという』というかつての”成功の方程式”は、もう存在しません」。・・・いきなりシビア😢隣でヨシキも固まっちゃってる💦
校長先生がおっしゃるには、だからこそ、自分の人生を“自分で”デザインすることが必要とのこと。やりたいことを自分で決めて、汗をかいて努力してつかみ取る経験を積ませることを、箕面自由学園では大切にしているそうです。そのために始業前の時間も「朝活」と呼んで、勉強でもクラブ活動でも自由に、子どもたちは自分のしたいことに取り組んでるんですって!(ヨシキ、早起きできるかしら…💦)
「リアルな体験を積み、失敗からも何かを得ながら、自分は何を学びたいのか、どんなことをしたいのかをしっかり考えさせる。それは最終的に、その子の人生の目的につながっていきます」と校長先生。今年の1年生から全員が進学することになる箕面自由学園高校の国公立大学の合格者数は、3年前の15名から去年は77名、今年は89名とグーンと伸びています。それも、子どもたちの意識と生活習慣が変わったからだとか。目から鱗😲!熱く語る校長先生に、いつの間にかヨシキも、身を乗り出して聞き入っていました💗
学びの選択肢がいっぱい!
どんどん体験して自分の“好き”を見つけよう
西森教頭先生からは、学習カリキュラムやコース制、特色ある教育活動について説明がありました。
カリキュラムで面白そうなのは放課後の「Jタイム」。「中国語・韓国語」(!)や、授業とは切り口を変えた英語講座のほかに、「ニュース検定」なんて講座もあるそうです。(ヨシキの目がまたキラキラに✨)もちろん、生徒は好きな講座を選べます。
「ニュース検定」では、ニュースから一つテーマを取り上げて一人一人に意見を書かせ、さらに、その意見に対して賛成か反対かを周りの子と書き合うのだそうです。高校か大学の授業みたい😲一つのコトをいろんな角度から見ることを通し、ディベート(討論)力を身に着けさせるのが目的だそうです。
週4時間は2つのコースで、さらに深い学びに!「理数探究コース」では、授業のはじめの10分間やサイエンスフェスタを通して、“前に出てしゃべる”という体験をたくさんさせるそうです。(質問されたら答えなきゃいけないし、毎回緊張しそう💦)先日のサイエンスフェスタで中学生たちが堂々と司会進行していたのは、日ごろの訓練のたまものなのね✨「グローバルコース」ではオンライン英会話の授業があり、オーストラリアの姉妹校ともたくさん交流するそうです。(ホームステイとか、私も行ってみたい…) 正面のスクリーンには、学園の坂を利用して流しそうめんをしている両校の生徒の写真が。(すごく楽しそう💗)本当にいろんな体験を、楽しく、面白くさせてくれるんだなあとビックリです!
深掘りで「生きていく力」を育む これが、箕面自由学園のMJGスタイル!
SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした「総合的な学習の時間(I-U)」、入試要項などの説明を終えたところで、改めて教頭先生が強調されたのが、「箕面自由学園の中高一貫教育は、先取りではなく、深掘り」ということでした。
自分で考え、目の前のことに全力で取り組む。その間の失敗も丸ごと全部、自分の糧にする。「賛成・反対」、「楽観・悲観」、「ミクロ・マクロ」というように、一つのコトに対するいろんな見方を知って視野を広げ、“真のコミュニケーション力、真のディベート力”を育む。こうしたことを子どもたちに根付かせるために、中学の3年間という時間をしっかりかけたいということでした。
中高一貫校というと、大学受験に向けてどんどん学習を先取りしていくイメージがあったので、またまた目から鱗が落ちる思い😲でも実際に進学実績も伸びているし…。というより、むしろこれって、すごく手間暇をかけて教育してくれるっていうことよね⁉
最後に教頭先生、「『生きる力』、『生きていく力』をつける。これが、箕面自由学園のMJGスタイルです!」とキッパリ(ちょっとカッコいい…かも)。校長先生と合わせ、お二人の熱いお話しぶりから、教育に対する信念や情熱がビシビシと伝わってきました!(ヨシキも最後までちゃんと聞いてくれました💗)選択肢をたくさん用意して子どもの可能性を広げようとしてくれているんだなあと感じ、ますます箕面自由学園への興味が高まった私たちでした😀
先生インタビュー
「積み重ねが、子どもたちに多面的な物の
見方を促し、思考や発言に深みを持たせて
いくのです」
「積み重ねが、子どもたちに多面的な物の見方を促し、思考や発言に深みを持たせていくのです」
西森 利彦 教頭先生
箕面自由学園では、中学校の間に時間をかけていろいろな経験をさせています。一つの物事に対して「賛成」だと考えていても、あえて「反対」の立場に立たせて考えさせる。ネットを見れば簡単に結果が分かる実験を、あえて自分たちでさせてみる。その積み重ねが、子どもたちに多面的な物の見方を促し、思考や発言に深みを持たせていくのです。経験を重ねる分、失敗することもあります。けれども、失敗から子どもは何かをつかむのです。違う視点に気付けたり、後の成功にその失敗を生かしたりすることができれば、その体験は“失敗”ではありません。中学で「自分」という土台を育んだ箕面自由学園の中学生たちは、高校に上がると学年の中心になり、勉強にも、学校行事等にも率先して取り組める子たちに成長しています。
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