3月22日(金)〜26日(火)まで台湾台北にある姉妹校の復興高級中学(以下復興高校)との留学プログラムに2年生14人が参加しました。昨年の10月に復興高校の生徒が本校に来校し、授業体験やクラブ体験を通して交流したことを受け、今回は本校生が復興高校を訪問し、交流しました。
参加生徒はバディ生徒とかねてよりオンラインで交流をしていましたが、実際の初対面前では緊張した面持ちでした。ですが、対面後すぐにその緊張は解け、交流がスタートしました。初日は、バディとの対面ののちすぐにホームステイ先へと移動して、食事や観光を楽しんでいました。
二日目は、ホームステイ先から復興高校の最寄駅に集合し、バスで九份や猴硐(ホウトン)をバディと共に観光しました。どの生徒も慣れない英語ながらも積極的に会話をして、交流している姿が印象的でした。
三日目は、一度バディと離れ、本校生徒のみで台北市内観光に出かけました。午前中は迪化街に行き、西門町を散策しました。散策には現在台湾の大学に通う本校の卒業生もガイドとして参加してくれました。台湾の大学の様子や文化の違いなどを聞くことができました。午後からは龍山寺と台北101を訪ねました。それぞれが台湾の生活に触れることで文化をより一層理解しました。
四日目は、復興高校での授業体験を行いました。まずはダンス部による歓迎セレモニーから始まり、歓迎会が行われました。歓迎会では本校生徒2名が中国語でスピーチをしました。その後1時間目の授業に参加しました。台湾語をクイズ形式で学んだり、書道や演劇に参加したりと日本の授業とは異なる授業に刺激を受けたようでした。日本の学校では体験できない貴重な経験ができました。午後は学校近くの地理をセミナー形式で学習し、実際にフィールドワークに出かけました。北投は温泉地として有名で、その源泉などを見学しました。最後のお別れの時間にはバディとの別れに多くの生徒が涙していました。
最終日は、中正紀念堂で衛兵交代式を見学し、帰国しました。衛兵交代式の緊張感には多くの生徒が息を呑んでいました。
最後に、今回の交流プログラムは多くの方のおかげで充実したものになりました。交流行事のためにたくさんの準備をしてくださった復興高校の皆様。あたたかくご家庭に迎え入れてくださったバディのみなさんとそのご家族の皆様。この場をお借りして深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。