校長通信④『自由の丘から』

いのちの輝き

あっという間に1学期の締めくくりの月になりました。新米校長にとっては、何もかもが新鮮で、どきどきの連続・・・・子どもたちのたくさんの笑顔に出会え、中高生とはまた違った「孫の成長」を見るかのように、日々の学校生活を送っています。

朝、学園坂の上で、松矢理事長、後藤副校長とともに、生徒・児童に挨拶をしていますが、子どもたちの元気な挨拶や「元気タッチ」に私自身、1日のパワーをもらっています。1学期に中学1・2年生、高校1年生の各クラスを回って、「校長講話」を実施しています。その中で「しっかり目を見て挨拶しよう!」という行動提起をしています。「今日も生きている、今日も頑張るというのを目ヂカラに込めて、お互い挨拶をしよう!」というものです。中高生も小学生の元気な挨拶に連動しているように思えます。学園内の各校園の朝は、たくさんの元気な「おはようございます」につつまれています。

今学期は入学式に始まり、春の遠足や運動会、5年生は『ふるさと体験学校』、高学年では『水泳記録会』など、毎月のように行事がありました。運動会では卒業生たちや高等学校の吹奏楽部、中学校のチアリーダー部の生徒たちがかかわってくれたり、放課後のわくわくHOMEには中学3年生から高校3年生のお兄さん、お姉さんたちがボランティアとして来てくれたりと、学園全体の絆が深まっているように思います。

また、7月には『臨海学校』もあります。4・5年生は、都会の喧騒を忘れ、淡路島の自然、潮の香りをからだいっぱいに感じてきてください。様々な体験を通じて、自分の役割を考え、他者と協働し、小さな成功体験を実感する。自分自身の心身の成長を育むだけではなく、学年を越えた絆も深めてきてください。

1学期も残すところあと1か月、合鴨の赤ちゃんが誕生したり(NHKでも取り上げられました)、クワガタを捕まえたりといろいろな経験をしておりますが、何と言っても、毎日子どもたちを見ていて「いのちの輝き」そして、日々の成長を実感しています。

これから暑い夏がやってきます。体調に気を付けて、思い出深い「2023年の夏」にしたいと思います。今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。