校長通信⑥『自由の丘から』

まさに、MJGファミリー^^

幼稚園児、小学校の児童、中学校・高等学校の生徒、教職員、約2700名が毎日、学園の丘の上で生活しています。
幼・小・中・高が1つの校地にあるというのは、全国的にみても非常に珍しいと思います。私が小、中、高の校長になり、学園長も兼務になったのを契機に「MJGファミリー」という言葉をよく使うようになりましたし、耳にするようにもなりました。
「袖すりあうも他生の縁」。この丘の上で学んだ者たちが自分の母校にプライドを持ち、母校を大切にするという思いにつなげたいと思っています。

MJGファミリー、今年度からは中学・高等学校と小学校との交流を深めるような教育活動が増えました。(次年度は幼稚園にも、もっともっと広めていきたいと思います!)

例をあげますと、春の運動会では、高等学校吹奏楽部による国歌・校歌の演奏。さらにサプライズ!小学校1・2年生は、いつもの音源でのダンスのつもりが・・・ 吹奏楽部のお兄さん、お姉さんの生演奏でジャンボリミッキーをダンス!本当にうれしそうでした。見ている方も楽しくなりました。一生の思い出になったのではないでしょうか。

また、平井前理事長に寄附していただいたピアノを三宅教頭先生の発案で、小学校校舎1階の廊下に設置しました。これぞまさにストリートピアノ!児童たちの自由な演奏を期待しています。手始めに、またまた高校の吹奏楽部員が演奏しに来てくれました。小学生たちは大興奮!これからは、「MJGマンスリーコンサート」と題して月に1回程度、昼休みを利用して開催します!ピアノだけじゃなく、他の楽器も参加してくれるようです。吹奏楽部はマーチング全国大会金賞ですから。児童たちの笑顔が目に浮かびます。


また、放課後の活動、わくわくHOMEには、中学生・高校生有志達が毎日、ボランティアで来てくれています。(中学3年生・高校生に募集したところ、100名以上の応募がありました。)小学生といっしょに遊んだり(みんなで飛ばそう紙飛行機~Let’s try together~)、勉強したり(「昔の手紙を作ろう!」という題でプレゼン。平安時代の生活や当時の手紙について学び、実際に手紙を書く。立て文か恋文の包みの形にして完成!)というような取り組みをしています。

近日中に「小学生のための理科実験教室」を高校生が企画、運営するなど、どんどんバージョンアップしています。中高生たちも小学生とのふれあいを楽しんでいます。

おかげさまで、校内で高校生と小学生が話している姿をたくさん見かけるようになりました。これぞ、MJGファミリー!
次年度は、どんなことができるかな。楽しみにしておいてください!