1年生の国語で学習している『なにに 見えるかな』の合科授業として、学園内の落ち葉やドングリなどを使って、作品を作りました♪
出来上がった作品は、グループで
①なにに 見えるか
②なにをしているか
③ホメアド(褒め褒めとアドバイス)
を発表し、話し合いの練習をしました。
葉っぱの先端を切り、折り返して犬の耳にしている子や、松ぼっくりに葉っぱを挟んで立体に仕上げる子もいて、たくさんの工夫が見られました★
自分の作品を発表することで、国語の『お互いの意見を聞き、楽しく話をつなぐ』というめあてがしっかりと達成できたのではないでしょうか。
『すぐに自分の思ったことを口にせず、まずは、しっかりと話を聞く』ということは、これからも大切になってきます。この授業に関わらず、常日頃から意識して取り組んでほしいと思います。
3年生では、10月に学習した『パラリンピックが目指すもの』の合科授業として、体育の時間に視覚障害をもつ方が行う『ゴールボール』にチャレンジしました。
アイマスクをつけて、視界が遮られることで、どのような感覚がするのかも体感していきます。
授業を終えて、子どもたちの感想(一部抜粋)には、
・目が不自由な人は、とても大変だと思った。見えていると簡単なことでも、見えなくなると、周りの音や体を使って状況を感じないといけなくなる。少し怖いと感じる時もあった。
・初めてゴールボールという競技があることを知りました。障害をもっている人でも、一生けん命取り組めるスポーツがあることはいいなと思いました。目が見えなくて、耳をすまして体を動かすことは難しいけど、いい経験になった。
・普段は目が見えているけど、目が見えなくて、耳でボールの音を感じたり、聞きとったりするのが、とても難しかったです。普段の周りの声がとても大きく聞こえました。
他にも、「これからは、障害をもっている方がいたら、声をかけて助けてあげたい。」という言葉もたくさん出ていました。
机上での学びではなく、実際に体感することで、学びが広く深くなったようです。