校長通信⑨『自由の丘から』

昨日の修了式より…

 

昨日、3学期の修了式を行いました。

その時に話したことを保護者の皆さまにもお伝えします。(伝えきれなかったところは、補足しています)

校長1年生として、印象深かった学校行事を2つ紹介します。(たくさんあるのですが、ここでは2つにします。)

1つ目は、学習発表会。どのクラスもクラス全体で一生懸命練習して、見ごたえがありました。あんな短期間で、こんなに素晴らしい発表をすることに本当に感動しました。

2つ目は、マラソン大会。全員が完走しました。体調が悪かったり、長距離走が苦手と思っていたりする児童もいたと思いますが、一人ひとりが“自分の壁を超える”ことを目標に自分のペースで最後まで全員が走りきりました。これには非常に感動しました。みんな、お疲れさまでした。

一つ一つの行事で見せる子どもたちの一生懸命な表情や笑顔から、大きな成長を感じ、本学園の建学の精神でもある『体験と実践』の大切さを改めて感じることができました。

次の話題です。併設高等学校には、日本一の団体(個人)が3つあります。1つ目は、チアリーディング部、2つ目は吹奏楽部、3つ目は何かわかりますか?

チアリーダー部はご存じの通り、『JAPAN CUP(全国大会)』で、30回以上日本一をつかんでいます。今年の勝利で、5年連続日本一になっています。2024年2月末には渡米し、全米プロバスケットボールリーグ(NBA)のアトランタホークスのハーフタイムショーにて日本人の高校生として初めて演技をしました。(クラウドファウンディング等、物心両面にて、ご協力いただき、ありがとうございました。)

https://youtu.be/oXgoTx4yU1A

吹奏楽部も、全日本マーチングコンテストにて、金賞受賞しています。両クラブとも、“日本一になる”ということ以上に、地元での活動に重点を置いています。(いろんな場面で、お目にかかることがあろうかと思いますが、その時はご声援、よろしくお願いします。明日、3月24日(日)の大阪メトロ延伸セレモニーにも出演します。)

あともう一つは、わかりますか?
それは、今年度、東京大学に合格した生徒です。日本一の大学に合格しました。もちろん、現役です。(今年度、東大、京大、阪大等、合計150名を超えて国公立大学に合格しました。関西私学の関関同立も460名を超える合格が出ています。その他、東京の私学は、早稲田、慶応、上智、東京理科大をはじめとする難関私立大学にも合格しております。)

この日本一の団体(個人)に「どうやったら日本一をとることができますか。日常生活上のポイントは何ですか?」と聞きました。

共通したポイントは、「日常生活の中で、限られた時間の中で、やらなければならないことは、後回しにせず、できるだけすぐにとりかかる!!」という時間の使い方(タイムマネジメント)でした。

小学生のみんなも、日常的に宿題や春休みに宿題があるでしょう。先延ばしにしていませんか?「そのうちにやればいい」と思っていませんか。お父さんやお母さんに「宿題、やりましたか?早くやりなさい!」と言われないと宿題に取りかかれない、そんな毎日になっていませんか?この春休み、率先して、宿題を早くやり終えましょう。後回しはだめですよ。