夢の舞台「ローズパレード」。
雨のパサデナに響いた感謝の旋律。
厳しい天候をも力に変え、世界中に「箕面自由学園らしさ」を届けた激動の3日間をレポートします。
【遠征レポート:12/30〜1/1】
■ 12/30:大歓声の中での、ローズバンドフェスタ
ディズニーパレードの興奮冷めやらぬこの日は、パサデナ・シティカレッジで行われた『ローズバンドフェスタ』に出演させていただきました。
午前中はローズボウルスタジアムに向かい、集合写真を撮影。赤の映えるスタジアムに、ベアーズカラーである「RED&GOLD」が完璧にマッチした、100周年にふさわしい素敵な写真を撮影いただきました。
昼食は、カリフォルニア発祥のハンバーガー「In N out burger」様からハンバーガーとドリンクのセットをいただきました!本場の味は最高でした!
午後からはシティカレッジへ移動し、いよいよ本番。本場アメリカでのフィールドショーでは、お客様から本当にたくさんの歓声をいただき、この地でパフォーマンスさせていただけていることへの感謝を改めて噛み締めることができました。終演後も現地の他団体の皆さんと積極的に交流し、音楽を通じた絆を深めました。
そして夜には、吹奏楽部がホストファミリーと「ファーストミート」。年末年始の忙しい時期にもかかわらず、多くのホストの皆様に温かく迎え入れていただきました。たくさんの優しさで包んでいただけていること、心の芯から感謝しても足りないほど有り難いことだと感じています。短い滞在期間ですが、演奏演技だけでなく、あらゆる面で感謝の気持ちをお返しできるよう頑張ります。




■ 12/31:歴史を塗り替えた「ローズボウルバッシュ」
いよいよアメリカの大晦日。この日は、全米大学アメリカンフットボールの祭典の前日祭『ローズボウルバッシュ』に出場させていただきました。
本来はローズボウルに出場する2大学のみしか立てないこのステージに、別の団体が出場するのは私たちが史上初(さらに高校生が出場するのも初めて)のことだったようです。このような歴史的な舞台を用意してくださった皆様に、心から感謝いたします。
ステージの都合上、今回は吹奏楽部打楽器とチアリーダー部のみの出演となりました。打楽器メンバーは迫力のドラムラインを披露。卒業生を合わせたフルメンバーで、雨に負けず生き生きとしたパフォーマンスを見せてくれました。
チアリーダー部は、降り続く雨と限られた準備時間の中で、演目の変更を直前まで検討しました。しかし、この遠征で「日本のチアスタイル」を披露できる貴重な機会ということもあり、予定通りの高難度パフォーマンスを敢行することに決めました。
滑りやすい厳しい環境下、何が何でも成功させようと必死に限界へ挑む姿に、客席では涙を流す方もいらっしゃいました。仲間と一緒に壁を越えようと努力することの素晴らしさを、改めて実感した一日となりました。
一方、吹奏楽部管楽器隊は、雨のため急遽お借りした体育館で練習。大晦日という多忙な折に、快く場所を貸してくださり、昼食までご用意いただいた現地の皆様には感謝の言葉もありません。午後は、元旦の本番に向けて最終調整を行いました。


■ 1/1:雨のローズパレード。世界へ届けた「元気・勇気・笑顔」
年を越して間もない早朝4:30。準備を終え、パレードの地へ出発しました。現地の方も「何年振りか分からない」と驚くほどの珍しい大雨。その中で私たちは一つのことを考えました。
「観に来てくださるお客様も、同じ雨に当たっている」
前日の夜中から場所取りをして待ってくださる皆様に、私たちの元気を届けたい。最高の「元気・勇気・笑顔」で挑もうと全員が心に決めました。
冷たい雨の中での長い待機時間を経て、パレードがスタート。練習を重ねた最大の難所「110度のコーナー」では、用意してきた星条旗を世界中の方々にお披露目することができました。
雨が強まる場面もありましたが、沿道からの励ましと歓声に支えられ、5.5マイル(約10km)の道のりを2時間かけて踏破。吹奏楽部とチアリーダー部、互いの良さを存分に発揮し、「箕面自由学園らしさ」を世界中にお届けすることができました。




2年間の想いを胸に
2年前にお声がけいただき、準備を重ねてきた夢の舞台。ここまで来させていただけたことに、今はただ感謝しかありません。
遠征の締めくくりとなるチャリティコンサートでも、私たちの想いをすべて込めて取り組みます。
最後まで温かい応援をよろしくお願いいたします!
